OSS Gateオンボーディングに新人・先輩・運営は何度かミーティングをします。このページではなぜミーティングをするのかおよびどのようにするのかを説明します。なお、OSS Gateオンボーディングをどのように進めるのがよいかはまだ手探りの段階であり、実際に試した経験を踏まえてやり方を見直したり、そもそもミーティングをやめたりする可能性もあります。

なぜミーティングをするか - 目的

次のことを実現するためにミーティングをします。

  1. OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する
  2. 今後のOSS Gateオンボーディングの進め方を改善する

1.はOSS Gateオンボーディングが目指していることです。OSS Gateオンボーディングを進めていく中でこの目指していることを忘れてしまっていないかを確認したり、日報から得られた知見をどのように活かしていくかを相談したり、日報では得られなかった知見を引き出したりします。また、具体的な作業に関する質疑応答をしたりレクチャーをする機会としても活用します。

2.は1.と関連します。1.は今回のOSS Gateオンボーディングの改善のためですが、2.は今後のOSS Gateオンボーディングの改善のためです。日報やミーティングで得られた知見はできるだけ今回のOSS Gateオンボーディングで活かしますが、中には今回のOSS Gateオンボーディングでは活かすことが難しい知見もあるはずです。たとえば、大きく進め方を変えないと活かすことができないような知見です。そのような知見は今後のOSS Gateオンボーディングで活かします。今回の新人が、今後、先輩としてOSS Gateオンボーディングに参加するときには生かされているはずです。

ミーティングではこれらのことの実現を目指します。

どのようにミーティングをするか

オンラインでミーティングをする場合はOSSのビデオ会議ツールであるJitsi Meetの使用を推奨します。 https://meet.jit.si/ からオンラインミーティングを開始できます。

OSS Gateオンボーディング中は目的にあわせて次の種類のミーティングをします。

  1. 現状共有ミーティング:おおよそ1週間に1回以上
  2. ふりかえりミーティング:おおよそ1ヶ月に1回

現状共有ミーティングでは主に具体的な作業に関する質疑応答をしたりレクチャーをしたりします。ただし、OSS Gateオンボーディングが目指している「OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する」ことの実現から外れた進め方になっていないかも念のため確認します。新人・先輩が参加します。場合によっては運営も参加します。

現状共有ミーティングの詳細は、現状共有ミーティングを参照してください。

ふりかえりミーティングでは主にOSS Gateオンボーディングが目指している「OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する」ことの実現に向かって進められているかの確認と、実現を阻害する課題の解決をします。新人・先輩・運営が参加します。

1つのミーティング中に現状共有ミーティングとふりかえりミーティングをすることもあります。

OSS Gateオンボーディングの最後には必ずふりかえりミーティングを実施します。最後のふりかえりミーティングのときは今回のOSS Gateオンボーディング全体もふりかえります。

現状共有ミーティングの内容は対象OSSに合わせたものになりますが、ふりかえりミーティングの内容は対象OSSにあまり依存しない内容になるはずです。ふりかえりミーティングをスムーズに進行できるようにふりかえりミーティングの進め方は次のようにします。

ふりかえりミーティングの詳細はふりかえりミーティングを参照してください。