目的

  • 「OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する」すすめかたができているか確認する
  • 新人さんが継続的に参加するのに妨げになっていることをなくす

参加者

  • 先輩
  • 新人

場合によっては運営も参加します。

時間

  • オンボーディングの内容に依存

進め方

一緒に作業するのが週1回なら、一緒に作業する日の冒頭で現状共有ミーティングを実施します。

現状共有ミーティングのチケットでは次の内容をまとめておきます。

  • 作業状況の確認
  • 今日の作業予定の確認
  • 共有したいこと

作業状況の確認

当日は、事前にまとめておいた作業状況をもとに、できていること・できていないことの認識があっているかを確認します。

例えば、新人さんが似たような作業をするときに、ここまでは〇〇が自分一人でもできそうと思えるようになっているなら、それはよい進め方です。 それまでの経験を活かして継続的に参加することにつながるからです。

逆に、○○ができない、よくわからないというのがあれば、そこはフォローしてあげたほうがよいことがわかります。

今日の作業予定の確認

どんなことをやろうとしているかを共有します。 その日にやろうとしていることが、全体の工程のどのあたりの位置づけなのかを説明します。

共有したいこと

別々で作業する日もあるでしょうから、新人さんがつまって疑問に思うことを持ってやってくることでしょう。 つまってしまってそこから先にいけないのでは、継続的に参加していくのに妨げとなってしまいます。

共有したいこと、では新人さんの疑問点を解消します。

先輩が日々作業していて、新しく知見を得たりすることもあるでしょう。 ぜひ新人さんに伝えてあげてください。

新人さんが、○○をしたいがどうすればいいかわからない、△△というエラーがでたがどうしたらいいかわからない、という状況はOSS開発ではよくあることです。 一緒に解決していきましょう。

今後継続していく上で、やり方がわかっていると次からは同じようにやればいいと自信をもって進めてくれるでしょう。 また、エラーがでたときにどのように調べたらよいかを伝えることで、似たような問題に遭遇したときに問題解決する助けになります。 これらは、「OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する」力をつけてもらううのに役立つことでしょう。

共有したいことで問題が解消できたら、具体的なオンボーディングの作業に入りましょう。