OSS Gateサークショップへのサポーター参加を検討してくださってありがとうございます!

このページでは、主にワークショップにサポーター参加するために必要な準備について説明しています。

サポーター参加に必要なこと

OSS Gateワークショップへのサポーター参加に必要な条件は以下のとおりです。

  • OSS開発に参加したことがある
  • まだOSS開発に参加したことがない人を手助けすることに関心がある

「OSS開発に参加した」基準は?

端的には、OSS Gateワークショップにビギナーとして参加して、報告まで行った経験があれば、サポーター参加の要件に合致します。 もちろん、ワークショップへのビギナー参加経験がなくても、以下に挙げたような経験があれば要件に合致します。

OSS Gateワークショップでは、何らかの課題をもってOSS開発者とコミュニケーションをはかったことがあることを「OSS開発に参加した」と呼んでいます。 その際には、特定のサービス(GitHubなど)を利用したかどうかは問いません。 例としては以下のものがあります。

  • GitHubなら…
    • ドキュメントのTypoを修正するPRを出した
    • バグレポートのissueを立てた
  • GitHub以外なら…
    • パッチをメーリングリストに投稿した
    • バグレポートをメーリングリストに投稿した
    • Bugzillaにバグのチケットを起票した
    • Jiraにバグのチケットを起票した

これらの経験が豊富であるかどうかは、サポーターの要件には含まれません。 「経験があまりなく、良いサポートができるかどうかに不安がある」という方でも、サポーターをサポートする役割の人(「進行役」または「サポートメンター」)がいるので、サポーターとして参加していただいて大丈夫です。

サポーター参加のメリット

OSS Gateワークショップにサポーターとして参加することは、自分自身のOSS開発者としての成長にもつながります。 たとえば、以下のような経験を得られます。

  • 普段触らないOSSについて知る機会になる
  • ビギナーがOSS開発参加者になることを手助けできる
  • 他のサポーターの考え方を知れる
  • OSSに関心がある人たちと交流できる

個人で細々とOSS開発をしている人にとっては、サポーターとしてワークショップに参加すると、頑張ってるのは自分だけじゃない!と勇気付けられる機会になるかもしれません。

また、社内でOSS開発に関わる人を増やしたい人にとっても、そのためのヒントを得られる機会になるかもしれません。

サポーターはワークショップで何をするの?

OSS Gateワークショップでは、サポーターは以下のことをします。

  • ビギナー参加者が普段使っているソフトウェアの中から、ワークショップで取り組むOSSを見つける手助けをする。
  • ビギナー参加者が取り組むことにしたOSSについて、フィードバック先やフィードバック方法を調べる手助けをする。
  • ビギナー参加者が遭遇したつまずきについて、報告に適した形にまとめるためのヒントを示す。

ワークショップのゴールは、ビギナーの方に「最初の一歩を体験してもらうこと」です。 ただ、ワークショップ経験後に「ワークショップ以外の場ではフィードバックできない」状態となってしまうのは望ましくないです。 サポーターは、答えを直接的に示すしすぎないように気をつけた上で、答えの見つけ方・考え方のほうをなるべく丁寧に説明するとよいでしょう。

実際のワークショップの様子を動画で見てみる

OSS Gateオンラインワークショップ(2021年6月12日開催分)の配信アーカイブ

のほか、YouTubeのOSS Gateチャンネルにて、実際のワークショップの様子の動画を公開しています。 ワークショップに一度も参加したことがなく、初参加時点からサポーターとして参加しようとお考えの方は、雰囲気を掴むために、これらの動画も参照してみて下さい。

配信アーカイブはイベント内容そのものなので、長さが6時間あります。集中して見るのは大変なので、動画の下の⚙(歯車アイコン)から「再生速度」→「2」を選択するなどして再生速度を上げ、作業のBGM代わりに流し見されることをお薦めします。

サポーターの考え方の背景を文章で読んでみる

OSS Gateワークショップにサポーター参加した人がよく説明する内容を文章の形にまとめた、「これでできる! はじめてのOSSフィードバックガイド」という本があります。 (紙書籍、電子書籍などの販売もありますが、原稿はすべて公開されていて、無料で読めます。) ワークショップにサポーター参加する際には、特に以下の章が参考になるでしょう。

また、ワークショップで進行役が使用しているスライドも公開しています。 参照すると、ワークショップの大まかな流れを把握しやすくなるかもしれません。

OSS Gateワークショップ(チュートリアル)オンライン版