オンボーディングに関する問い合わせはどこにしたらよいですか?

オンボーディングに関するお問い合わせは、 on-boarding@oss-gate.org まで個別にご相談ください。

先輩は報酬が発生する時間に対象OSSの開発を進めてもいいですか?

いいです。いいですが、できるだけ新人の支援になるように進めてください。

たとえば、新人は対象OSSのコードに不慣れなので大きな機能や複雑な機能の開発はできません。そのようなときは、機能の大枠や難しい部分は先輩が実装して、その中の機能の一部を新人と一緒に実装する進め方にすることで目的の達成に近づくような進め方にできるかもしれません。

報酬が発生する時間の9割を新人の支援とは関係ない開発に使い、その結果、支援期間後に目的を達成できなかったら今後スポンサーがつかない可能性が高くなるでしょう。

バランスを考えて時間を使ってください。

スポンサーになる組織なんてあるんですか?

しばらくはクリアコードだけがスポンサーという状況になると思います。何回か実施して成果がでてくれば他の企業もスポンサーとして参加してくれるんじゃないかと期待しています。

新人に報酬はないんですか?

当初はGoogle Summer of Codeのように新人に報酬のほとんどで先輩・アシスタントには少しという構成がよいかと考えていたのですが、そうすると先輩・アシスタントになる人たちが増えなくて破綻しそうな気がしてきました。

現状、OSS Gateワークショップのビギナーは無報酬ですが応募があります。そのため、新人は学びの機会を報酬と考えてもらってもいいんじゃないかと考えました。

一方、OSS Gateワークショップのサポーターはなかなか集められていません。要因は時間がないことだと思うので、先輩・アシスタントの所属企業が仕事の時間を使えるようにすることで解決できないかと考えました。

報酬が欲しい新人はアシスタント・先輩を目指してくださいというのは悪くない気がしています。

学生向けですか?

先輩・アシスタントが業務時間を使う想定なので、先輩・アシスタントとのやりとりを考えると新人も主に平日日中を使うことになります。通常は夜や週末に非同期に開発を進めるのもアリですが、週に1回は平日日中に先輩・アシスタントと話をする機会を作る必要があります。そのため、フルタイムで仕事をしている人は時間を作りにくいはずです。

おいおいは社会人の人も参加しやすいようにできるといいとは思っていますが、まずは学生が長期休暇を活用して参加するやり方で試したいです。

アシスタントって必要ですか?

必要ないかもしれません。先輩役の人が十分な時間を確保できないときでも他の人に助けてもらいながら実施できるとよさそうだなぁと思ってアシスタント制度を考えました。実際にやってみて必要かどうかを検討できるといいなぁと思っています。

スポンサーになるにはどうすればよいですか?

スポンサー関連の扱いはまだ決まっていません。どのような仕組みだと都合がよいかみえてくるまでは個別に相談させてください。興味のある企業は on-boarding@oss-gate.org にメールしてください。

先輩役をするにはどうすればよいですか?

オンボーディングをすすめるには、先輩役だけでなく、スポンサーによる支援などを含め調整が必要です。 先輩役に興味のある人は on-boarding@oss-gate.org にメールしてください。

新人目線ではOSS Gateワークショップとの違いはなんですか?

OSS GateワークショップはOSS開発に参加したいけどどうしたらよいかわからない人を支援する取り組みです。未経験あるいは経験が少なくてうまく行動できない人がある程度自信をもってOSS開発に参加できる状態になることを目指します。

OSS Gateオンボーディングは「継続的に」OSSを開発する人を増やすことを目指す取り組みです。OSS Gateワークショップは最初の一歩を踏み出した人を増やすことに焦点を当てますが、OSS Gateオンボーディングは最初の一歩で終わらずに二歩目以降も継続的に進められる人を増やすことに焦点を当てます。

OSS GateワークショップとOSS Gateオンボーディングの参加前の状態は同じこともありますが、参加後の状態は違います。とりあえずなにかやってみたいという人はOSS Gateワークショップが適切です。継続的にやりたいという人はOSS Gateオンボーディングが適切です。

先輩目線ではOSS Gateワークショップとの違いはなんですか?

OSS Gateワークショップにサポーターや進行役として参加するとOSSの開発に参加した経験がある人を増やすことができます。OSSの開発に参加する人を増やしたい場合はOSS Gateワークショップが適切です。

OSS Gateワークショップでは題材とするOSSは基本的にビギナーが決めます。サポーターや進行役が指示して決めるものではありません。そのため、先輩が開発しているOSSの開発に参加する人が増える可能性は少ないです。たまたまビギナーが先輩が開発しているOSSを選んだら増えるかもしれません。

OSS Gateオンボーディングに先輩として参加すると先輩が開発者を増やしたいOSSの開発者を増やすことができます。実際に対象のOSSに取り組んでみたら合わなくて開発者として定着しなかったということはありえますが、基本的にOSS Gateオンボーディング参加後も継続的に対象OSSの開発に参加する前提の取り組みです。そのため、開発者を増やしたい場合はOSS Gateオンボーディングが適切です。

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