新人と先輩は対象OSS Gateオンボーディングが終了したらそれに関することをまとめた記録を https://github.com/oss-gate/on-boarding にpushします。OSS Gateオンボーディングではその記録のことを「最終レポート」と呼びます。このページではなぜ最終レポートを書くのかおよびどのように書くのかを説明します。

なぜ書くか - 目的

次のことを実現するために最終レポートを書きます。

  1. OSS Gateオンボーディング後も新人が対象OSSの開発に継続的に参加する
  2. 今後のOSS Gateオンボーディングの進め方を改善する
  3. 今後のOSS Gateオンボーディングに参加する人が参考にできる情報を増やす

1.はOSS Gateオンボーディングが目指していることです。最終レポートをまとめることで1.の実現のために期間内で実施したことをふりかえり、知識や経験をより定着させることができます。また、1.の実現のために不足していることに気づく機会にもなります。不足していることに気づいたらそれを解決する手段を検討し、1.を実現する可能性を高めます。

2.は少し未来のことです。今回新人で参加した人が今後だれか他の人を新人として紹介するかもしれません。(してください!)あるいは、次は先輩として参加するかもしれません。(参加してください!)また、今回先輩で参加した人が今後だれか他の人を先輩として紹介したり(紹介してください!)、自分がまた先輩として参加するかもしれません。(参加してください!)そんなとき、今回のOSS Gateオンボーディングで得られた知見を活用できればもっとうまく進められます。将来の新人・先輩の役に立ちます。

3.も未来のことです。今後、はじめて新人・先輩としてOSS Gateオンボーディングに参加する人たちはたくさんいます。(いるはずです!)そんなはじめての新人・先輩が過去にOSS Gateオンボーディングがどのように進められたかを確認できれば、どのように進むのかイメージできたり、自分ならこのように進めたいなと検討する有用な材料になるはずです。

最終レポートではこれらのことの実現を目指します。

どのように書くか

最終レポートをどのように書くかを説明します。前述の目的を実現するための書き方にすることはもちろんですが、次のことも重視します。

  • 持続的に参照可能にする
  • 新人・先輩のポートフォリオの一部になる

持続的に参照可能にするのは今後の先輩・後輩のために活用するという目的を実現するためです。新人・先輩のポートフォリオの一部にしやすくするために最終レポートはインターネットで参照可能な任意のURLで公開してください。たとえば、自分のブログに最終レポートを置いてもよいです。ただ、ブログの移転などで最終レポートが参照できなくなることは困ります。そのため、最終レポートのコピーを https://oss-gate.github.io/posts/ にも置いてください。https://oss-gate.github.io/posts/ に置いた最終レポートのコピーには元のURLの参照を載せ、これがコピーであることを明記します。

最終レポートの著作権保持者は書いた人本人です。最終レポートのライセンスはOSS Gateのサイト https://oss-gate.github.io/ の他のコンテンツと同様ライセンスをCreative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International Licenseとすることが望ましいですが、必須ではありません。このライセンスにしない場合は運営と相談します。

最終レポートのテンプレートは用意せず自由形式とします。次の内容が含まれていることが望ましいです。もちろんこれ以外の内容が入っていてもまったく問題ありません。むしろ思うところをどんどん入れてください!

  • 応募した動機
  • 取り組んだこと
    • 対象の募集要項のURLを含むこと
  • よかったこと
  • 気になったこと
  • 応募前の想定と実際の内容とのギャップ
  • 今後の新人・先輩・運営へのコメント

第一回の先輩の例